「人に依存するとその人がいなくなった時に自分のアイデンティティも欠けたと感じてしまうから依存する事はよくない」
って特に恋愛でよく言われてるけど、ほんとに良くないことなのかな。自分が嫌なことをされたら即切れる女がいい女だ、とかいい女は男に依存しない、とか。大切な人だからこそ自分が嫌なことをされた時に伝えて理解してもらおうと努力するし、わかり合うために試行錯誤するんじゃないんですか。大事じゃない人間の取捨選択は大事だけど、他人はみんな違う親から生まれて違う環境、場所で育って、自分を形成したモノの何もかもが違うんだから、合わないからもうバイバイってあまりにも人間らしくない気がします。
人への依存について少し考えたけど、例えば私は愛犬が居なくなれば気が狂うくらいに泣くしずっと悲しむし。これは依存だと思う。死にたくなるくらいに病んでしばらく日常生活まともにできないだろうけど、でも居なくても生きてはいけるし、大事な友達でも、親でも同じ。あと大事にしてる恋人がいたらそれも同じ。私が大事だと思ってる存在に対してはみんな同じように依存してるよ。ただこの中で1番お別れの可能性が高くて、回数も多いのが恋人だからそのリスクを減らすために「恋人への依存はよろしくない」って一般的に言われてるのかな。親も愛犬も友達も死なない限り基本的に別れたくない状態でのお別れはないもんね。
私は多分この先も、愛してくれて自分の愛おしい人に依存するだろうし、とっても大事にするし、それが原因ですごく悲しい気持ちになってしまうかもしれないけど、でも淡白な自分にはなりたくないのです。一般的にかっこよくて強くていい女に憧れる時もあるけど、素直で正直な私がなんだかんだ好きです。
